読書〜ブラック・ビーナス〜天才株トレーダー・二礼茜

下記Amazon文章引用


2016年の『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作!
お金に困っている人間を助けたいという思いでメガバンクに就職したが、その内情に失望して退職した百瀬良太。
良太は零細企業を営む兄の金策の過程で、「黒女神」と呼ばれる二礼茜と知り合う。
茜は天才的な株トレーダーで、依頼人が本当に大切に思っているものと引き換えに大金をもたらすという。
ひょんなことから茜の助手を務めることとなり、行動をともにするようになる良太。
社屋建設費用の借金に苦しむ老舗和菓子屋社長、借金取りに追われる人気歌手の父親など、さまざまな人物が茜を訪ねてくる。
茜はなぜこのような活動をしているのか――。“カネ"を通じて人の心を描き出す、痛快な経済サスペンス!


さすがこのミス!チューしてあげるわ!

ご機嫌よう、ナオミよ!


「雨の日に傘を貸さない人間にはなりたくなかったんです」
※本作百瀬良太台詞引用

この台詞の通り正義感溢れるどこか甘くてたよりなーいけど憎めなーい一生懸命な青年別名「ピノ太」と、
謎の無免スーパー天才トレーダー美女ブラックジャック、、、ではなくブラックビーナス茜のコンビものの経済サスペンスよ。

コンビものが大好きな人には是非お手にとって頂きたいわ!
特に「男女のコンビってすーぐ恋になって冷める」っていう私みたいな人でも大丈夫!
シリーズだからこの先は知らないけど今作はまだ大丈夫よ!!

この主人公コンビ、私はどっちも好きなんだけど茜が素敵ね。
謎の美女って、スカしてるのが気に食わないんだけど彼女は一本筋が通っててすかっとするわ。
台詞の端々に理念や信念が感じられるのよ。かっちょいー!

、、、

、、、で、だ。
タイトルに株トレーダーってあるじゃない。
私、お金とか経済とか疎いの。手が伸びなかったのよね。

でも読んでみたらサックサク進むじゃない!
先が気になって読みたくて仕方なくなるのよ!ワンコ蕎麦よ〜すばらし!
金融経済株苦手な人でも読めちゃう読みやすさに感服しちゃったわ。

そうこの読みやすさ、巻末の解説で書いてあるんだけど「このミス」審査員が揃って絶賛してんの。

だからタイトルで後ずさってる人にはナオミの飛び蹴りでレジ前に突き出してあげる。
その後私は書店員にバックヤードまで連れて行かれるでしょーけど、ご覧なさい。
やりきった顔してる事うけあいなんだから。

さて、読みやすさ云々説明したけど出て来るキャラも中々どーして魅力的。

言っとくけど皆おっさんよ。

一人愛人が数ページ出るけどそれ以外皆おっさん。
お金や株に悩まされる真面目なおっさん、生意気なおっさん、うだつのあがらんおっさん、抱いて!なおっさん。。。
おっさんコレクションよ。
ピンクなんざお呼びじゃないのよ。
それぞれ弱さやかっこよさが見事に演出されてて小憎いのよ〜
巻末解説書いてる吉野仁さんも言ってるけど、このお話は人情噺なの。
情けないおっさん達が自分の大切なものを守ろうと賭けにでたり立ち上がったり。
私そ~いうのだ~いすきー!抱いて!ナオミヲイマスグバージンロードニツレテッテ!

終わり方も素敵なの。キレーな幕引き。
こうなってくれたら良いなって形に妖精のお粉をふりかけてキラっキラさせて見せてくれたわ。

ともあれお読みなさい!

以上ナオミでした、ちゅっ!

ナオミよ!

皆様ご機嫌麗しゅう。ナオミよ。

誰だオマエって声が聞こえるから自己紹介してあげる。
特別だわよ〜。


名前、ナオミ
年齢、三十路
職業、フリーター候補生


しょ〜もないやつ!って心の声が聞こえるわね。

おだまり!

肩書なんざ整形みたいに偽れるところ正直に書いてんだから有難く思ってちょ〜だい。


ブログの話なんだけど、先に言っておくとここで知識欲求満たそうだなんて見当違いだかんね!

普段からして「乱文雑文お見事誤字脱字」なんだから。

ナオミに知識と理性高潔正確性求めるのは豆腐屋に花買いに行くようなものよ。

脳みそ割ってみたってねずみが「ちゅー」としか言わないんだから。



記事は雑多に落としていくから好きなのつまみ食いしてくださいまし。
日記ってそういうものでしょ?

まあカテゴリー分けしたら読書に映画の感想、日常、その他になるかしらん。

ナオミはインドア派だから室内ネタに限られそう。
足に根が生えちゃってんのよ、いやだわ〜!


読者がいればそれがベストだけど気にしすぎちゃっても仕方ないから基本ワガママにやるけど悪く思わないでちょ〜だいね。


ではの。